2004年06月04日

もののあはれ論

本居宣長1730-1801
norinaga motoori

「もののあはれ論」

批評の神様・小林秀雄が最後に選んだ
「本居宣長」という”日本の情(こころ)”とは?


「すべてあはれといふは、もと、見るもの
聞くもの触るる事に心の感じて出る嘆息の
声にて、今の俗言にも、ああといひ、はれと
いふこれなり。」
(「源氏物語玉の小櫛」本居宣長)



うひ山ふみ,鈴屋答問録

本居宣長〈上〉
本居宣長〈下〉
玉くしげ,秘本玉くしげ

「おほかた物語は、世の中にありとある、
よき事あしき事、めづらしき事をかしき事、
おもしろき事あはれなる事などのさまざまを、
書きあらはして、そのさまを、絵にも書きまじ
へなどして、つれづれなるほどのもてあそび
にし、または心のむすぼほれて、ものおもは
しきをりなどの慰めにもし、世の中のあるやう
をも心得て、もののあはれをも知るものなり。
かくていづれの物語も、男女のなからひの事
を、むねと多く書きたるは、よよの歌の集ども
にも恋の歌の多きと同じことわりにて、人の
情(こころ)の深くかかること、恋にまさるは
なければなり。」
(「源氏物語玉の小櫛」本居宣長)


panse280
posted at 10:07

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