2004年09月29日

粗食のすすめ

幕内秀夫1953-
hideo makuuchi

「粗食のすすめ」

世界中に食事が出来ずに苦しんでいる人が多く
いるから、という理由だけで粗食を勧めるわけ
ではありません。
粗食は、健全な精神と肉体にとって最も快適な
状態であるからです。

<「世界がもし百人の村だったら」より >
もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に
屋根があり、寝る場所があるのなら・・・
あなたは世界の75%の人達より裕福で恵まれています。

もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のど
こかに小銭が入った入れ物があるなら・・
あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうち
の一人です。

粗食のすすめ

<日本人は健康になっただろうか>
「日本人は健康になったのだろうか。その答えは、生
まれたときから「豊かな食生活」で育った子どもたち
をみればわかるはずだ。アトピー性皮膚炎の急増、虫
歯の急増、歯並びのまともな子どもを探すのは難しい
状況になっている。」

<「食物」をみないで「栄養素」を見る>
「毎日牛乳を1リットルも2リットルも飲む子ども、・・
ご飯も食べずに朝から晩まで果物を食べている女性。
このような人たちに「どうしてそのような食生活をして
いたのですか」とたずねてみると、ほとんどの人が決ま
ったように「牛乳はカルシウムが豊富だと聞いたから」
「果物にはビタミンCが豊富に含まれているから」と答
えるのである。・・・みなさんはどうであろうか。
同じような間違いをしてはいないだろうか。」

<「栄養のバランス」とはなにか>
「北極圏に住むイヌイットの人たちは野菜をほとんど口
にせず、アザラシや白熊の肉を主食にしている。
パプア・ニューギニアの高地で暮らす人々は、一日に一
キロ以上のサツマイモを食べ、それ以外はきわめて少な
い。」彼らにとって、それは”バランスのとれた”食生
活なのである。つまり、”バランスのとれた”食生活と
は、伝統に根ざしたもの、ということである。

<「丸ごと食べる」が粗食の本質>
小魚や豆が良いのは、それが”丸ごと”生命体であるか
らである。

・「粗食」を活かす発酵食品
・みそ汁は医者殺し
・漬け物は最上の整腸剤


panse280
posted at 15:55

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