2004年05月19日

夏目漱石

夏目漱石1867-1916
souseki natume

「漱石を読まずして文学を語ることなかれ」

「世の中にすきな人は段々なくなります、
さうして天と地と草と木が美しく見えて
きます、ことにこの頃の春の光は甚だ好いの
です。私はそれをたよりに生きています。」(漱石)
(大正3年<1914>3月29日付、津田清楓宛書簡より)

「私は生涯に一枚でいいから、人が見て
ありがたい心持ちのする絵を描いてみたい。
山水でも動物でも花鳥でも構わない。
ただ崇高でありがたい気持ちのするやつ
を描いて、死にたいと思います。」(漱石)
(津田青楓宛書簡より)


私の個人主義

漱石人生論集


「食物は・・・私は濃厚な物がいい。
支那料理、西洋料理が結構である。
日本料理などは食べたいとは思わぬ。
・・・酒は飲まぬ、日本酒一杯位は美味い
と思うが、二三杯でもう飲めなくなる。
・・・・煙草は吸っている。
・・・・娯楽というような物には別に要求も
ない。・・・囲碁も将棋も何も知らぬ。
書画だけには多少の自信はある。・・・
明窓浄机。これが私の趣味であろう。
閑適を愛するのである。
小さくなって懐手して暮らしたい。
明るいのが良い。暖かいのが良い。
・・・朝は七時過ぎ起床。夜は十一時
前後に寝るのが普通である。・・・
出不精の方であまり出掛けぬが、時々
散歩はする。」(漱石)
(「大阪朝日新聞」大正三年三月二十二日)


panse280
posted at 23:48

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