2004年08月26日

江戸時代で一番スゴイ奴

石原靖久1946-
yasuhisa ishihara

「司馬遼太郎の武士道」

<日本人の心ー武士道>
「日本とアジアの国々が違うのは、
日本には武士道があるから、・・」
(アンドレ・マルロー)

「司馬遼太郎の武士道」(平凡社)

<恥の文化ーお笑いください>
三菱の創業者・岩崎弥太郎が借金を
したときの借金証文がおもしろい。
返済日などを書いたあと、
「もしこのことを違(たが)えば、
お笑いください。」とあった。
”お笑いください”というのは、
明治以前の証文の一つの型だった。
(風塵抄・2)

<司馬作品男女別ベスト>
男性:1 竜馬がゆく 2坂の上の雲 3燃えよ剣
女性:1 燃えよ剣  2竜馬がゆく

非情なる土方歳三(燃えよ剣)が女性に
受けているのが興味深い。
(「歴史街道」2000/2)

<吉田松陰の健康法>
「武士の心懐はいかに逆境にあおうとも
爽快でなければならぬ。心懐爽快ならば
人間やつれることはない」
(脱藩罪で護送中の会話より)

<江戸時代で一番偉い人>
「江戸時代を通じてだれがいちばん偉
かったでしょうか」との問いに、司馬遼
太郎氏は、竜馬や松蔭その他の英傑をさ
しおいて「高田屋嘉兵衛だろうと思います。
その偉さは二番目が思いつかないくらい」
と言った。
注:高田屋嘉兵衛「菜の花の沖」参考
(「司馬遼太郎が語る日本」)

司馬氏が、「今なお世界の人々に誇りうるも
のはサムライの心の保ち方である」といいな
がら、徹底した武士嫌いだった”高田屋嘉兵衛”
という一介の船頭を”江戸一番”と評価する
ことは決して矛盾してはいない。
なぜなら、武士と武士の心とは別物だからだ。


panse280
posted at 14:37

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