2004年08月03日

時間の発見

コリン・ウィルソン
Colin Wilson 1931-

「時間の発見」

もしも、時間という概念がなければ
死なんて、ちっとも怖くない。
時間とは何か、を考えることは
悟道への道でもある。

時間の発見

<プラトンのグレート・イヤー>
「時間というものは一定の間隔で
繰り返す。二万六千年を、プラトン年、
つまり、グレート・イヤーという。

<プリンキピアーニュートン>
「絶対的で厳密な、数学的時間という
ものは、それ自体その本来の性質上、
外的なものとは無関係に一定して
流れる。」

<アインシュタイン>
ニュートンの言う「全宇宙を通じて
一定不変の、絶対的、標準的、客観的
な時間」など無意味だ。

<バージニア・ウルフ>
「人間の心は時間に負けない不思議な
力で、時間という実体に影響を及ぼす。」

<脳の大きさと寿命>
「頭脳が大きければ大きいほど代謝の
調節がうまく、代謝上の「事故」も
少ない。」
日本人の寿命が長いのは、脳が大きい
から?


楽しい時は、アッという間にすぎる。
「夢中になるものが少なくなればなる
ほど時間はのろのろと過ぎる。
それゆえ、もしも何らかの喜びや
集中力がまったく新しいレベルに到
達すれば、他人の心の中をよぎる思
いや、未来のことを知ることが出来
ても不思議はない。」

panse280
posted at 10:25

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