2004年05月06日

柳宗悦

144666ee.gif柳宗悦1889-1961
muneyosi yanagi

「無事(健康)の美」

「「喜左衛門井戸」こそは天下第一の器物である。
・・・それは朝鮮の飯茶碗である。それも貧乏人が
不断ざらに使う茶碗である。・・・一番安い並物である。
・・・数が沢山出来た品である。仕事は早いのである。
削りは荒っぽいのである。・・・職人は文盲なのである。
・・・こんな仕事して食うのは止めたいのである。
これほどざらにある当たり前な品物はない。
これがまがいもない天下の名器「大名物」の正体である。」


「柳宗悦茶道論集」
「手仕事の日本」
「茶と美」
「民芸四十年」
「工藝文化」


東洋の寂(さび)は、「貧の美」と呼んでもよい。
「ここで貧というのは経済的な意味での貧ではもとより
ない。そんな貧はかえって富を追う貪(どん)ともいえよう。

・・・貧とは自己の放下であって、あらゆる執着からの
解放を意味する。だからかかる貧以上の心の富はない
といえよう。」

panse280
posted at 08:00

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字