2020年04月18日

大衆と野蛮人

「日本の没落」(2)
中野剛志  1971-
nakano takeshi

2018.5 30 第一刷発行(幻冬舎)

<大衆と野蛮人>
「グローバリゼーションという形態のなかに、
シュペングラーは、ファウスト的魂が衰徴し、
堕落しきった姿を観ていた。グローバリゼーション
とは、文化が文明へと転じ没落していく過程で、
その現象として大都市への一極集中と地方の
衰退がある。文明化した人間は故郷を脱して
自由に飛び回るようになる。それは野蛮人の姿
であり「大衆」と呼ばれ「民族」と区別される。」

panse280
posted at 04:42

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