2019年10月23日

声の色

「吾輩は猫である」(63)

夏目漱石  natume souseki 1867-1916

2009.9 15 110刷発行(新潮文庫)

(日本語の表現を探して)

<声の色>
「熱い熱いと云う声が吾輩の耳を貫いて左右へ抜ける
様に頭の中で乱れ合う。その声には黄なのも、青いの
も、赤いのも、黒いのもあるが互いに畳なりかかって
一種名状すべからざる音響を浴場内に漲らす。」

panse280
posted at 04:30

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