2019年07月30日

社交について

「幸福について」(17)
ショーペンハウアー  Schopenhauer 1788-1860

2007.2 25 45刷発行(新潮文庫)

<社交について>
人の社交性はその人の知性的な価値にほぼ反比例
している。だから「非常に非社交的だ」というこ
とは、まずそれだけで「優れた特性をもつ人だ」
ということになる。
われわれの不快はすべて独りでいることができない
ということから起こってくる。
食事の節制が健康をもたらすように、友好の節制は
精神の平静をもたらす。
くだらぬ人間は皆気の毒なくらいに社交好きだ。

panse280
posted at 03:19

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