2019年07月03日

「葉隠」の愛

「葉隠入門」(3)
三島由紀夫  misima yukio 1925-1970

2011.4 20 49刷発行(新潮文庫)

<「葉隠」の愛>
西欧のギリシャ時代にはすでにエロス(愛)と
アガペー(神の愛)が分けられアガペーは後に
キリスト教の愛として採用された。
愛国心もすべてアガペーに源泉をもっている。
しかし日本では、国を愛するということも、
女を愛するもないのだ。日本人の中ではエロス
とアガペーは一直線につながっている。
女や主君への恋愛観念は「恋闕の情」と呼ばれ
天皇崇拝の感情的基盤をなした。
それは自分の命を捨ててもつくすべき理想に
一直線につながるという確信である。

panse280
posted at 03:52

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