2019年06月14日
剣法の真理
「剣禅話」(2)
山岡鉄舟 yamaoka tessue 1836-1888
2016.1 31 7刷発行(タチバナ教養文庫)
<剣法の真理>
二つの剣が相対すれば、そこには必ず相手を
打とうとする気持ちがおこる。そこで、自分
のからだをすべて敵にまかせてしまうのだ。
そして、敵の好む瞬間がくるのを待って相手
に勝つ、これが本当の勝つである。
たとえば、箱の中の品物を取り出すとしよう。
まず、蓋をとり、箱の中を調べ、品物がなんで
あるかを知るようなものだ。
これが自然の勝であって特別の法はない。
「剣法の真理とは万物の根元をきわめるのと
同じだ」そしてこれは剣法の極意にはかぎら
ないのだ。
山岡鉄舟 yamaoka tessue 1836-1888
2016.1 31 7刷発行(タチバナ教養文庫)
<剣法の真理>
二つの剣が相対すれば、そこには必ず相手を
打とうとする気持ちがおこる。そこで、自分
のからだをすべて敵にまかせてしまうのだ。
そして、敵の好む瞬間がくるのを待って相手
に勝つ、これが本当の勝つである。
たとえば、箱の中の品物を取り出すとしよう。
まず、蓋をとり、箱の中を調べ、品物がなんで
あるかを知るようなものだ。
これが自然の勝であって特別の法はない。
「剣法の真理とは万物の根元をきわめるのと
同じだ」そしてこれは剣法の極意にはかぎら
ないのだ。