2019年03月16日

荒川博の野球の合気道利用

「氣の威力」(13)
藤平光一  1920-2011
kouichi tohhei
2006.9.1 第26刷発行(講談社)

<荒川博の野球の合気道利用>
荒川がオリオンズの榎本喜八を藤平道場に
つれてきた。彼のバットスイングをみたら
心身の統一が崩れていた。スイング中に
体のあちこちを押して見たら、簡単にグラ
ついた。そこで「臍下の一点に心をしずめ、
腕の力を抜かせてバットをもたせた。」
はじめは、スイングすると臍下の一点から
心が抜けたが徐々にそれもなくなった。
スイングの音も変わってきた。
その日をさかいに、榎本はヒットを量産した。
2割台の男が3割4分4厘の首位打者になった。

panse280
posted at 03:36

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