2019年03月07日

心が体を動かす

「氣の威力」(4)
藤平光一  1920-2011
kouichi tohhei
2006.9.1 第26刷発行(講談社)

<心が体を動かす>
氣ほどありふれたものはない。天地いっさいの
ものが、氣でできているのであり、あなたも私
も氣をもっている。氣は超能力ではない。
スプーンもいっぺん温めて、冷えぎわに押せば、
だれにでも曲がる。
氣は不思議なものだ、と思わせた責任の一部は
私にもあるかもしれない。氣の普及のため、アメ
リカに行ったとき、大柄の男性二人に、小柄の
私を持ち上げさせた。簡単に上がった。そして
今度は氣をいれて、再度試させたが、持ち上げる
ことはできなかった。
私は体重を変えたわけではない。体重計に乗って
も変わらないはずだ。
人々が驚くのは、物理の理屈でしか見ていない
からだ。心のほうを忘れてしまっている。
心の力を伝えれば、こんなことは不思議でも
なんでもない。
「心が体を動かす」のである。

panse280
posted at 04:42

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