吉岡伝七郎との戦い
「宮本武蔵科学読本」(11)
MUSASHI研究会
( 主婦と生活社)
<吉岡伝七郎との戦い>
兄を打たれた弟の戦いである。
伝七郎の手には150cmの木刀。
勝負は一瞬でついた。
武蔵は相手の木刀を奪い取って
相手の脳天を打った。地に伏して
動かない伝七郎をあとに残して
その場を立ち去った。
吉川武蔵だと、三十三間堂で、武蔵
は真剣をもって立ち会っていることに
なっているが、使ったのは相手の木刀
です。記録に残っている武蔵の戦いは
18回だが、真剣を用いたのは2回だけ
だ。