2018年08月18日

老人はなぜ楽しいか

「幸福について」(32)
ショーペンハウアー1788-1860
鈴木芳子 訳

2018.1.20 初版発行(光文社古典新訳文庫)

<老人はなぜ楽しいか>
多少なりとも才能がある人は、若い時には
俗世間から「見捨てられた」と感じるが、
後年になると、俗世間から「のがれた」と
感じる。前半は俗世間を知らなかったことに
もとずき、後半は俗世間を知ったことに
もとずく。

老年期になると、世間から得られるものは
何ひとつないと達観し、すっかり安らかな
気持ちで、まずまずの現在を享受し、それ
どころか些細なことにも喜びを感じるように
なるためである。

panse280
posted at 04:09

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