2018年07月27日
社交について
「幸福について」(14)
ショーペンハウアー1788-1860
鈴木芳子 訳
2018.1.20 初版発行(光文社古典新訳文庫)
<社交について>
人の幸福は一に健康だが、二には社交に
よっている。
孤独か社交か、これが問題なのである。
知者か凡俗かの分かれ道である。
多くの知者は60歳を過ぎると、孤独の世界
を愛し、その世界へと移行する。
凡俗の者は60歳を過ぎて改めて自らの凡俗さ
に気づき、やむを得ず社交の世界をうろつく。
そして彼らには「幸福への道は閉ざされた」、
と宣言されることになる。
「奢り、妬み、欺瞞」が彼らの一生であった。
老後の人生、社交は女性にとっては逃げ場がない
が、男性にとっては、重大な選択となる。
ショーペンハウアー1788-1860
鈴木芳子 訳
2018.1.20 初版発行(光文社古典新訳文庫)
<社交について>
人の幸福は一に健康だが、二には社交に
よっている。
孤独か社交か、これが問題なのである。
知者か凡俗かの分かれ道である。
多くの知者は60歳を過ぎると、孤独の世界
を愛し、その世界へと移行する。
凡俗の者は60歳を過ぎて改めて自らの凡俗さ
に気づき、やむを得ず社交の世界をうろつく。
そして彼らには「幸福への道は閉ざされた」、
と宣言されることになる。
「奢り、妬み、欺瞞」が彼らの一生であった。
老後の人生、社交は女性にとっては逃げ場がない
が、男性にとっては、重大な選択となる。