2018年07月26日

簡素な生き方

「幸福について」(13)
ショーペンハウアー1788-1860
鈴木芳子 訳

2018.1.20 初版発行(光文社古典新訳文庫)

<簡素な生き方>
田園詩は限られた環境の中で生きる農民
の生活が心なごむさまをうつしている。

なるべく「簡素」な境遇、加えて「単調」な
生き方をすれば、「退屈」が生じないかぎり、
幸福でいらえる。

それは波も立てず渦もまかず、さらさらと
小川のように流れてゆく生き方である。


panse280
posted at 09:11

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