2018年07月17日

愚者の生活

「幸福について」(6)
ショーペンハウアー1788-1860
鈴木芳子 訳

2018.1.20 初版発行(光文社古典新訳文庫)

<愚者の生活>
愚者の年金生活とはどんなものだろう。
暇つぶしになる官能的な楽しみや愚行が
ないと、たちまち退屈し、ぼんやりと過ごす。

彼らの閑暇の過ごし方をみれば、閑暇が
まったく無価値なのがわかる。

低級な頭脳の持ち主が退屈をもてあますのは、
彼らの頭脳が意志を動かす「動機の媒体」に
すぎないからである。こうした彼らに喜ばれる
遊びはトランプである。

トランプがなければ、乱痴気騒ぎでその場を
しのぐ。世界中の社交場にトランプがあるのは
そうしたわけだ。

panse280
posted at 06:44

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