2018年07月03日

坐禅の目的

「力まない」(4)
平井正修 syousyu hirai 1976-

2015.7.15 初版発行(サンマーク出版)

<坐禅の目的>
禅の世界では、「悟った」とおもっても、
次ぎの瞬間には、その悟りを壊してゼロ
にします。その繰り返しです。
それが禅であり、禅の修行なのです。

水のように生きる、も禅の理想です。
水は高いほうから低いほうへとながれます。
汚れを清める浄化、濃いものを薄める希釈、
熱をさます冷却、雲となり、雨となり、川
となって循環し植物を育てる、どんな生物
も水なしでは生きていけない。
もし「水のように生きる」ことができれば、
生命として理にかなった生き方でしょう。

補記:サッカーWカップが終わりました。
日本対ベルギー戦で日本が2点えを取ったとき、
TVを見ている私はすでに、試合後の勝利
インビューや明日の新聞・TVに頭は行って
いました。見ている私ですらそうなのですか
ら、選手の大半の頭の中もそうなのでしょう。
彼らの頭はすでに、試合をしないで、浮かれ
ていたのです。
平常心を保つことは、それほどに難しいのです。


panse280
posted at 17:13

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