氣を養う
「禅と合気道」(1)
鎌田茂雄 shigeo kamata 1927-2001
清水健二 kenji shimizu 1940-
1984.5.10 第2刷発行(人文書院)
<氣を養う>
「少くして、学ばば、壮にして為すあり。
壮にして学ばば老いて衰えず、老いて
学ばば死して朽ちず。」(「言志四録」)
気力さえあれば能力はさほど問題に
ならない。
この氣を養う武道の一つに合気道がある。
合気道は「勝負を争わず、心を澄まし胆を
練り、自然の勝を得るを要す」(山岡鉄舟
「無刀流剣術大意」)