2017年12月10日

核兵器はどうなる?

「鉄砲を捨てた日本人」(5)
ノエル・ペリン  1927-2004
noel perrin

2014.4.25 9刷発行(中公文庫)

<核兵器はどうなる?>
本書の一部は「ニューヨーカー」に1965年に
発表された。同年中だけでも10紙以上の雑誌
に取りあげられて話題になり、ライシャワアー
氏は「これは極めて重大な物語である。」と
歎賞した。
人類の歴史は武器の発明と改良の歴史であった。
しかし例外があった。それが、この書にみる
日本の武器の歴史である。

16世紀、日本は鉄砲の大量生産に成功した。
そしてアジアのみならず世界最大の鉄砲使用国
になった。鉄砲の前には刀剣は無力のはずで
あった。にもかかわらず日本人は鉄砲を捨てて
刀剣に世界に舞い戻った。

武器の歴史において起こるべからざる事が
起こったのである。

それから250年、日本が徳川時代を「天下泰平」
を謳歌している間、世界は戦乱に明け暮れて
いたのだ。

著者のペリン氏は、現代社会を根底からおびやかし
ている核兵器を危惧している。世界は昔の日本
のように「武器(核兵器)を捨てる」ことはでき
ないのか、と考えている。

panse280
posted at 06:39

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