2017年09月15日

フロイト

「思想の歴史10 」(3)
--ニーチェからサルトルへ-
清水幾太郎編

1970.10.17 8刷発行(平凡社)

<フロイト>
「私は科学者でも観察者でも実験家でも思想家
でもない。ただの冒険家です。」(フロイト)

フロイトといえば、次の文章が浮かぶ。

「彼(フロイト)は67歳で口中に白板症の症状を
見て以来、22年間に33回の手術を受け、レントゲ
ン、ラジウム照射の副作用による激痛に苦しみ、
やがて白板症は悪性腫瘍に転化し、上顎、口蓋ぜん
ぶを除去して、人口顎、人口口蓋、総義歯をつけ、
これをはめたり、はずしたりするのが、毎日の騒動
であったといわれる。
しかも彼はこの間、患者の治療をつづけ、「続精神
分析入門」その他多くの大著を書きつづけているの
である。そして88歳で、ガンの悪臭を漂わせつつ
死ぬまで、不撓不屈、その間はほとんど苦痛の声も
もらさなかったという。」

全くスゴイ冒険家だ。


panse280
posted at 14:28

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