2017年09月12日

ニーチェの「権力への意志」

「思想の歴史8 」(1)
--近代合理主義の流れ-
清水幾多郎編

1970.5.25 3刷発行(平凡社)

<ニーチェ>
ニーチェが「神は死せり」と叫ぶとき、その
神とは、デカルト以来3世紀にわたってはぐくまれ
てきた近代ヨーロッパの全価値体系の否定と崩壊
とを意味していた。

1819年 ショウペンハウエル「意志と表象としての世界」
1858年 ドストエフスキー「死の家の記録」
1859年 ダーウィン「種の起源」
1867年 マルクス「資本論」
1883年 ニーチェ「ツァラトゥストラ」

ニーチェは、たどり着いたニヒリズムを超えるために
見出したのが「権力への意志」であった。

panse280
posted at 06:42

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