2017年08月15日

マホメット(570-632)

「思想の歴史3」(2)
--キリスト教会とイスラム-
服部英次郎編

1970.5.15 再版発行(平凡社)

<マホメット(570-632)>
キリスト教は「異邦人の使途」とよばれる
パウロによって、ユダヤ人の宗教という、
狭い民族的制限を破って、世界宗教として
進出した。

アウグスティヌス(354-430)は、カルタゴ人
の情熱とギリシャ人の精神とローマ人の意志
とをもってキリスト教思想を創った。

後を継いだ、グレゴリウス1世も604年に没した。
その数年後、メッカで全く新しい思想が胎動し
はじめた。マホメットを始祖とするイスラム教
である。

マホメット(570-632)は孤児で苦しい生活を
送っていたが、裕福な未亡人と結婚したことで
生活も安定した。15年後の610年、彼は突然神
の啓示をうけ、宗教家、政治家として出発する。
メッカの無血征服もして、イスラム教は半島を
制した。

イスラム文化の特徴は多様性と統一性だ。
そこに集まってきたのは、キリスト教、ユダヤ教、
ゾロアスター教徒だったが、「コーラン」の
教えとアラビア語は絶対だった。

イスラム教がユダヤ教、キリスト教と異なるのは、
マホメットがアラビア語の啓示「コーラン」を
授けられたことだけである。本質的にはなんら
違わない。

panse280
posted at 09:17

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