孔子(前552〜479)
「思想の歴史2」(1)
--古代とインド-
貝塚茂樹編
1970.6.15 再版発行(平凡社)
<孔子(前552〜479)>
道とは仁をめざすものである。
「仁者は己立たんと欲して人を立たしめ、
己達せんと欲して人を達せしむ。よく近く
のりを取る、仁のみちというべきなり。」
知るとはなにか?
「知れることを知るとなし、知らざるを
知らずとせよ、これ知れるなり。」
知者と仁者
「知者は水を楽しみ。仁者は山を楽しむ。
知者は動き、仁者は静かなり。
知者は楽しみ、仁者は命ながし。」