2017年07月26日

ソクラテスの後継者

「思想の歴史1 ギリシャの詩と哲学」(11)
田中美知太郎編

1970.5.15 第5刷発行(平凡社)

<ソクラテスの後継者>
それはプラトンであるが、その前に、小ソクラテス派
を紹介しよう。その中には、メガラ派、キュニコス派、
キュレネ派があり、キュレネ派のアンニケニスは、
プラトンが奴隷に売られようとしたときに、みの
しろ金を出して救ってやったらしい。この派の基本は
「快」である。

キュニコス派のディオゲネスは有名で、「狂えるソク
ラテス」といわれ無一物無所有の生活を理想とした。
彼は子供が水を手ですくうのをみて「簡単なくらしぶり
ではこの子に負けた」と、ずだ袋の中の水のみも投げ
すてた。
またアレクサンドロス大王とのひなたぼっこ論争は、
有名で、大王をして「もし私が大王でなかったら
ディオゲネスであることを望んだであろう」と
言わせた。いつの世でも貧乏に勝る富はないので
ある。

panse280
posted at 10:33

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