2017年07月22日

ソフィスト

「思想の歴史1 ギリシャの詩と哲学」(7)
田中美知太郎編

1970.5.15 第5刷発行(平凡社)

<ソフィスト>
本来の意味は「知者、賢者」で、例えば前6世紀
のソロンやタレス、ピタゴラス等を、ソフィスト
と呼んでいたが、前5世紀後半頃から、ソクラテス
一派のクセノフォン、プラトン、アリストテレス
らによって、悪名として用いられた。

誰がソフィストと呼ばれたか?

例えば、プラトンの表題にもなっている、プロタゴラス
(前500-430)、ゴルギアス、ヒッピアス等である。

ソフィストは「徳」と「弁論術」を教えた。
過激思想化もソフィストとして名乗りをあげて、
弱肉強食の教えを説いた。

アテナイはスパルタとの悲惨なペロポネソス戦争を
戦い、敗北した。この時代、法律はたびたび改変され、
良風美俗はすたれ、宗教も道徳も無力化した。
このような暗い世相がそのような思想を芽生えさせる
温床となった。

panse280
posted at 07:01

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