2017年06月22日
資本主義と日本
「斉藤孝のざっくり!日本史」(15)
斉藤孝 1960-
takashi saito
2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)
<資本主義と日本>
日本という国を見るとき、これが日本的だなと
感じるのは、「資本主義」の輸入です。
アジアの国々が資本主義を取り入れることが
出来なくて苦しんでいるのに、日本では簡単に
取り入れました。
ヨーロッパで生まれた資本主義が、なぜ遠く
離れた極東のこの島国で成功したのか。
日本は「システム自体を、まるごとそのまま
輸入してしまった。」
以前、中国文化(律令国家)を取り入れた時と
同じです。
日本人は、実はシステムの話がとても好きです。
お金にしても、今まで、四進法の両や分を使って
いたのに、ためらいもなく十進法の円に変えました。
日本人は「システム全体の根幹は何か」という
ことを見抜いて、スッと持ってきてしまうのが、
とても上手な民族なのです。
斉藤孝 1960-
takashi saito
2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)
<資本主義と日本>
日本という国を見るとき、これが日本的だなと
感じるのは、「資本主義」の輸入です。
アジアの国々が資本主義を取り入れることが
出来なくて苦しんでいるのに、日本では簡単に
取り入れました。
ヨーロッパで生まれた資本主義が、なぜ遠く
離れた極東のこの島国で成功したのか。
日本は「システム自体を、まるごとそのまま
輸入してしまった。」
以前、中国文化(律令国家)を取り入れた時と
同じです。
日本人は、実はシステムの話がとても好きです。
お金にしても、今まで、四進法の両や分を使って
いたのに、ためらいもなく十進法の円に変えました。
日本人は「システム全体の根幹は何か」という
ことを見抜いて、スッと持ってきてしまうのが、
とても上手な民族なのです。