2017年06月19日

適塾

「斉藤孝のざっくり!日本史」(14)
斉藤孝  1960-
takashi saito

2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)

<適塾>
福沢諭吉が若いときに通った「適塾」のスゴさ
を書いてみます。

生徒何十人に辞書は2冊程度。
本も原本がない。

しかたがないので、写本をする。スピードアップ
のために、他の塾生に本を読み上げてもらい、
それを書き取る。

私たちは、耳で聞いただけで正確なスペルを書き取る
なんて無理だと思いますが、彼らはほとんど間違えず
にやっていると、福沢は言い切っている。

「少しずつ入ってくる海外の情報を徹底的に勉強する。
そういう意欲がたまりたまって、明治維新のときに
一気にパーンと加速したのではないでしょうか。
もしこれが徐々に穏やかに入ってきていたら、解禁
されたときのようなパワーは生まれなかったと思い
ます。」

明治維新というのは、江戸時代に全開だったエロパワー
(男女人口比:男7:女3)とは違い、男も政治経済に
忙しく、エロに向けるエネルギーが不足していた時代
です。

panse280
posted at 08:43

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