2017年06月13日
空海の「虚空蔵求聞持法」
「斉藤孝のざっくり!日本史」(8)
斉藤孝 1960-
takashi saito
2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)
<空海の「虚空蔵求聞持法」>
空海は唐に渡る前、一人の修行僧から修行法を
授かります。それは「虚空蔵求聞持法」と云って、
「ノウボウア カシャ ギャラバヤ オンアリ
キャマリ ボリソワカ」
という言葉(真言)を100日で100万回唱える事です。
この一見、馬鹿らしい事をやった空海が実際、
天才になったということは、この業法は、脳の
活性化に効果があるのかもしれません。
ここで思い出すには、「暗記の効用」です。
暗記作業をよくやる人は、しばらくすると、
一回の読みで、暗記してしまうといいます。
つまり、空海は真言を繰り返して読むことで、
脳のある回路(暗記用の回路)を作っていたのかも
しれません。勿論、それは「真言」でなくても、
何でもよかったのですが、「真言」のほうが、
単に、カッコウがよかったのです。
斉藤孝 1960-
takashi saito
2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)
<空海の「虚空蔵求聞持法」>
空海は唐に渡る前、一人の修行僧から修行法を
授かります。それは「虚空蔵求聞持法」と云って、
「ノウボウア カシャ ギャラバヤ オンアリ
キャマリ ボリソワカ」
という言葉(真言)を100日で100万回唱える事です。
この一見、馬鹿らしい事をやった空海が実際、
天才になったということは、この業法は、脳の
活性化に効果があるのかもしれません。
ここで思い出すには、「暗記の効用」です。
暗記作業をよくやる人は、しばらくすると、
一回の読みで、暗記してしまうといいます。
つまり、空海は真言を繰り返して読むことで、
脳のある回路(暗記用の回路)を作っていたのかも
しれません。勿論、それは「真言」でなくても、
何でもよかったのですが、「真言」のほうが、
単に、カッコウがよかったのです。