2017年06月09日

天皇家と藤原氏の共存構造

「斉藤孝のざっくり!日本史」(5)
斉藤孝  1960-
takashi saito

2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)

<天皇家と藤原氏の共存構造>
日本を名で支配したのが「天皇」であって、
「実」で支配したのが藤原氏でした。

藤原氏は、婚姻によって、深く天皇家に結び
つきました。

天皇家の権威は、神話などで綿々とつくりあげられた
もので、ウソか本当かは問題ではありません。
なぜなら、「みんなそういうふうに信じよう」と
お約束ができあがっているからです。

このお約束をつくったのは藤原氏です。

しかし、たまには天皇も権力をふるってみたい人
もいます。これが「院政」で11世紀終わりの頃の
白河上皇が最初です。

藤原氏が母方の爺さんとして実権を握るなら、
天皇は父方の爺さんとして実権を握ろうとしたの
ですが、システムとして長続きしませんでした。

激動の日本史をずっと天皇家が生き残ってこれ
たのは、藤原氏によってつくられた「お約束」の
賜です。

panse280
posted at 07:53

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