2017年06月08日

大化の改新

「斉藤孝のざっくり!日本史」(4)
斉藤孝  1960-
takashi saito

2010.9.5 初版第1刷発行(祥伝社黄金文庫)

<大化の改新>
外国人が日本史を見るとき、一番の不思議は
「天皇」と「将軍」の併存です。

その不思議の源が、「大化の改新」にあります。

中大兄皇子と中臣鎌足(藤原鎌足)による、
蘇我入鹿の暗殺(乙巳の変)が645年です。

つまり、蘇我入鹿から天皇の実権を取り戻した
クーデターが大化の改新でした。

この事件で藤原鎌足が手を貸した恩義が以後
、旧皇室典範が作られる明治まで、摂政・関白
の役職はすべて藤原氏が独占しつづけます。

皆さんも、「五摂家」とか「摂関家」という言葉
を聞いた記憶があると思いますが、「摂政や関白に
なれる五つの家」という意味です。「近衛家」「一条家」
「二条家」「九条家」「鷹司家」というのはすべて
藤原氏なのです。

「中臣鎌足がいなかったら、いまの天皇はいない
のだぞ」という切り札を出されると、日本人は
何も言えないのです。

panse280
posted at 21:24

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