2017年05月18日

日本人としての自覚

「春の草」(5)
岡潔  1901-1978
kiyoshi oka

2010.7.1 第1刷発行(日経ビジネス人文庫)

<日本人としての自覚>
「私はフランスにいたときにある欠乏感に
とらわれました。日本人とは何かです。

帰国後、私は芭蕉に接近しました。私は芭蕉は純粋
な日本人だと思っています。

芭蕉を下書きとして、私は日本人のアウトラインを
書くことができましたが、まだ足りなかったのです。
そこで、道元禅師の「正法眼蔵」を選び、日本人で
あるとの自覚を鉛筆の下書きからスミ書きすることが
できました。

この日本人としての自覚があるかどうかが文化を
作る上で重要になるのです。

自覚がない人は、常に外国文化に揺らいでいます。
そのために決定が遅く、使い物にならないのです。」

panse280
posted at 08:33

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