2017年04月11日

ローマ帝国の大転換

「真実の世界史講義古代編」(10)
倉山満  1973-
mitsuru kurayama

2017.2.23 第1刷発行(PHP研究所)

<ローマ帝国の大転換>
コンスタンチヌス帝の時代(306-337)に、大転換
がおこります。キリスト教の公認です。

ローマ帝国がキリスト教を公認して何が起きた
のか。簡単に言うと堕落です。

ローマ帝国は上下水道が完備され、科学技術が
発達していました。
ところが、キリスト教ではすべての教えは聖書
にあるとし、知識や技術をどんどん軽視していく
ようになりました。

その結果、下水がダメになり、どんどん不潔に
なっていきました。
町が汚れて環境が悪化すると、人心も荒廃して
いきます。

キリスト教の怖いところは人がそれぞれ拝んでいる
神を片っ端から否定していくことです。
1200年続いたオリンピックも393年を最後になり、
復活したのは1896年です。(ギリシャ文化の否定)


panse280
posted at 08:28

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