2017年03月24日

言語世界地図

「言語世界地図」(1)
町田健  1957-
ken machida

2008.5.30 第2刷発行(新潮選書)

<世界史と言語>
世界史には多くのフィクションが多く
含まれています。
現在、日本、他多くの国で、広がって
いる欧米主流の歴史は、ここ200年ほど
で世界に広まったものです。

私が世界史をみるとき、「言語」が重要になります。
使う言語によって、文化程度が決まってきます。
重要なのは、文学と科学(アインシュタイン以前は
「文学と哲学」)が発展したのは、どの言語に
よっているか、ということです。

現在、英語は文学においても、ドイツ語やフランス語
にせまろうとしています。
それは英語国家が戦争によって勝ち得たものです。

多くの植民地は、それぞれの流儀で英語を変えてきました。
その結果、世界は新たな「英文学」を作りつつあります。

現在、世界には7000種類の言語があります。

世界史に初めて登場した世界帝国モンゴルはその言語
によって目立つ成果をあげられませんでした。

その一方、古代ギリシャはプラトン他多くの哲学者
を生んだことによって、現代においても重んじられています。

panse280
posted at 07:21

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