2017年03月23日

日本敗戦

「零式戦闘機」(5)

吉村昭  1927-2006
akira yoshimura

2013.6.10 第51刷発行(新潮文庫)

<日本敗戦>
アメリカ軍は、膨大な物量を投入し、約60隻の艦艇
による果てしない艦砲射撃と、空母6隻から発信した
1日延べ約1600機の海軍機による重爆撃によって
硫黄島の地形を一変させてしまった。

硫黄島の陥落は、本土空爆を激化させた。

沖縄の海上にはアメリカ艦船が1000余隻、が
隙間なくひしめいた。上陸兵力は18万3000。
上空からは、1000機以上の艦載機によって
重爆がつづいた。

この戦闘では、アメリカ軍将兵中に多くの発狂者
が出た。それは、おびただしい数の特別攻撃機が
、沖縄周辺のアメリカ艦船に息つく間もあたえぬ
ような突入を繰り返したからであった。

日本本土では、延べB29、重爆撃3万3000機による
無残な惨状を呈していた。
それ以外にも、それに倍する艦載機その他が重爆撃
を続け、さらに艦砲射撃も加わって20万トン近い
砲撃弾がたたきこまれた。

焼失都市は96都市におよび、そのうち72都市は
軍事施設をもたない都市だった。

panse280
posted at 09:17

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