2017年02月08日

平安遷都の目的

「逆・日本史」(5)
(貴族の時代)
樋口清之   
kiyoyuki higuchi 1909-1997

2005.6.10 第5刷発行(祥伝社)

<平安遷都の目的>
平安遷都の時、奈良で栄えていた三輪、法相、
華厳、律、成実、倶舎などの南都六宗の寺院
の移転を禁じた。和気清麻呂の策謀である。

巨大な仏教寺院勢力の代表者は道鏡だった。

そこで、道鏡を皇位簒奪者に仕立てあげること
で、南都六宗を沈黙させた。

天台、真言の平安仏教は高野山や比叡山に置き
政治介入を防いだ。

清麻麿が正義で、道鏡が悪という定説には
裏がありそうだ。事実この事件を最初の伝えた
「続日本記」は道鏡を嫌う桓武天皇の時に作られた
ものだし、道鏡の書をみても名僧の気品にあふれ
ており、悪の証拠はみつからない。

panse280
posted at 06:29

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