2017年01月18日

森鴎外

「日本語を作った男」(10)

山口謠司 youji yamaguchi 1963-

2016.6.7 第2刷発行(株式会社集英社)

<森鴎外>
「ドイツから帰国後の鴎外は、まるで自分から
問題を作ってはそれに神経を尖らせ、イライラを
募らせるような生活をしていた。」批判にたいし
ては十倍返しで言い返すとう風であった。

また同期の小池正直の出世が憎くてたまらなかった。
日露戦争後に彼が男爵を授与され華族になった
ことも悔しくてしょうがなかった。

鴎外は細菌学を学んだために、娘の杏奴の話に
よると、果物も加熱しなければ食べず、饅頭も
熱いお湯でお茶漬けのようにしてして食った。
妻の茂子は、新婚旅行の時、汽車の洗面所を
使うことを禁じられた。また銭湯にいくことも
禁じられた。

このように、汚いもの、劣ったものを嫌うと
いう性格は、文学にも及んだ。

panse280
posted at 18:55

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