2017年01月16日

言文一致の誕生

「日本語を作った男」(8)

山口謠司 youji yamaguchi 1963-

2016.6.7 第2刷発行(株式会社集英社)

<言文一致の誕生>
落語家円朝の速記を使って言文一致を行った
と公言した作家がいる、二葉亭四迷(1864-1909)
である。

二葉亭四迷の何故、英語やフランス語には口語と
文語の区別がないのか、という疑問から言文一致
へも模索が始まった。

そこで、坪内逍遙に相談したところ、「落語のよう
に書け」とアドバイスされ、1887年(明治20年)、
「浮雲」を書いた。

当時、坪内先生は少し美文素を取り込めといわれ
たが、自分(二葉亭四迷)はそれが嫌いであった。
むしろ美文素の入って来るのを排斥しようとつと
めたといった方が適切かもしれぬ。

panse280
posted at 08:17

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