2016年12月22日

どうしようもないロシア

「アメリカはいつまで超大国でいられるか」(10)

加瀬英明 hideaki kase 1936-

2014.12.10 第1刷発行(祥伝社)

<指導力のない中国>
中国は、今日、日本、インド、インドネシア、
ブルネイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンの
7つの国から、領土を略取しようとして、紛争を
発生させている。ブータンも、警戒している。

この7カ国の人口トータルは20億人をこえ、経済力
においても中国を上回る。
一言でいって、中国の指導部は愚かなのだ。

<どうしようもないロシア>
ロシア大都市の生活は、朝はトルコ製コーヒーメーカー
でコーヒーを入れ、中国製の携帯電話を持って、
外国製の乗用車で出勤し、韓国製のパソコンを使って
仕事をする、てな感じでロシア製がない。

ロシアは先端技兵器や、宇宙ロケットをつくれても、
採取経済と狩猟経済で成立している。
そのために、縄文時代の国と変わるがない。
石油と天然ガス依存で生きている国である。

プーチン大統領の最大の敵は、「北アメリカ・エネル
ギー革命」だ。つまり、原油価格の下落だ。

<期待されるインド>
2014年、インドでインド人民党が圧勝した。
人民党のモディ首相は日本とアジアに明るい展望
をひらくものだ。近い将来、インドの人口は中国を
抜く。しかも、インドは民主国家である。

panse280
posted at 06:43

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