2016年10月16日

日米戦争はなぜ起こったか

「アメリカが畏怖した日本」(9)

渡部昇一 1930-
shoichi watanabe

2011.6.29 第1版第1刷発行(PHP新書)

<日米戦争はなぜ起こったか>
アメリカが「戦争する」と腹をくくったのは、
ドイツに攻められるイギリスが救援の必要性
を認めたときだ。

しかし、アメリカのルーズベルトは「戦争は
しない」と公約して大統領になった。
となれば、ドイツに宣戦布告させるしかない
がヒトラーは乗ってこなかった。

そこで、ドイツの同盟国の日本を戦争に追い
込んだ。

最低でも2度あった戦争回避のチャンスを生かせ
なかったのは、近衛文麿首相の責任だ。

さらなる不幸は2.26事件で高橋是清が殺された
ことである。高橋はユダヤ人と太いパイプが
あった。アメリカが石油の対日輸出を止めよう
としたとき、回避する可能性があった。

panse280
posted at 06:06

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