2016年08月11日

武士道

「地球日本史(3)」(2)

責任編集 西尾幹二 1935-
kanji nishio

2005.5.20 3刷発行(扶桑社)

<武士道>
「葉隠」は山本常朝(1659-1719)が引退後に
残した佐賀藩鍋島家の武士道の心得である。

同書の冒頭に次ぎのように記されている。
「どのようなご無理の仰せつけをこうむろうとも、
又、不運にして牢人・切腹を命ぜられたとしても
少しも主君を恨むことなく、一のご奉公と存じて、
未来永劫に鍋島のお家のことを第一に案じる心入
をなすことは、ご当家の侍の本意にして覚悟の
初門なのである。」

鍋島の武士は奴隷ではない。何度でも、いつでも、
上司への諫言をおこなう。もし、上司を怒らせて
切腹になってもしかたがないことである。
武士は死を恐れなくなったとき、はじめて武士の
自由を得る。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」

死を恐れない人間は、欲得に縛られることはない。
ただその一点で、武士道は成り立つのである。


panse280
posted at 19:44

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