2016年06月22日
日本恐るべし、という傲慢なニュース
「地球日本史(1)」(3)
責任編集 西尾幹二 1935-
kanji nishio
2005.5.20 3刷発行(扶桑社)
<日本恐るべし、という傲慢なニュース>
1980年、日本は自動車生産台数で世界一に
なった。つづいて半導体である。
世界(ヨーロッパ)は、日本について無知
であった。
ヨーロッパは、アメリカ、日本を突如、世界史
に登場した新参勢力とみなした。
アジアでは、ヨーロッパは単なる取引相手の
一国に過ぎない存在であったが、西洋は
大航海時代に至り、世界制覇の妄想に支配され
ていた。
戦後日本の台頭に、「日本恐るべし」という
ニュースは西洋に駆け巡った。
これは、どこまでもヨーロッパ人が自分を優越
させた立場で歴史をみた結果であった。
責任編集 西尾幹二 1935-
kanji nishio
2005.5.20 3刷発行(扶桑社)
<日本恐るべし、という傲慢なニュース>
1980年、日本は自動車生産台数で世界一に
なった。つづいて半導体である。
世界(ヨーロッパ)は、日本について無知
であった。
ヨーロッパは、アメリカ、日本を突如、世界史
に登場した新参勢力とみなした。
アジアでは、ヨーロッパは単なる取引相手の
一国に過ぎない存在であったが、西洋は
大航海時代に至り、世界制覇の妄想に支配され
ていた。
戦後日本の台頭に、「日本恐るべし」という
ニュースは西洋に駆け巡った。
これは、どこまでもヨーロッパ人が自分を優越
させた立場で歴史をみた結果であった。