2016年05月25日

神の国の意識

「江戸のダイナミズム」(4)
西尾幹二   1935-
kanji nishio

2007.1.30 1刷発行(文藝春秋)

<神の国の意識>
秀吉は、スペインのフィリピン総督に宛てた
手紙で、日本は神の国だからバテレンの布教は
まかりとおらぬと応答しました。

秀吉は日本で初めて、自ら神社にまつられて
「神」になることを希望し、「豊国大明神」
の号を朝廷から送られました。

家康も同じく「神」になることを希望し、
日光東照宮において「権現様」となっている。

本来、神道は偶像をもちませんが、神仏習合の
影響で、明神様や権現様をつくりだしたようです。

江戸250年をまとめた精神は、神道でも仏教でも
なく神道と合体した儒教というか垂加神道でした。

注)垂加神道は、山崎闇斎が、吉川神道、朱子学、
陰陽学、易学を取り入れた神道です。
垂加神道はその後、国学(本居宣長の古学神道)へ
とつながります。

panse280
posted at 17:22

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