2016年05月11日

ニーチェの師

「反時代的考察」(2)
(下巻第三篇:教育者としてのショウペンハウエル)
ニーチェ  1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
秋山英夫 訳

1990.11.15 4版発行(角川文庫)

<ニーチェの師>
「正直の他の、ショウペンハウエルがモンテーニュと
共通に持っている特色は、人を晴れやかにする本当の
快活さである。

ショウペンハウエルは正直だ、自分自身に向かって、
自分自身のために彼は話し、書いているからだ。
彼は快活だ、最も困難なことに思惟によってうち
勝ったからだ。彼はどんな場合にも自分の道を見出す。
彼が道を探したとは思えぬくらいである。

私は予感した、彼において、久しく私が求めていた
あの教育者にして哲学者たる人を見出したのだ。
私は彼の読者以上のもの、即ち彼の息子に、彼の
教え子になろうと欲した。」

panse280
posted at 19:01

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