2016年04月19日
ワーグナーの言葉
「悲劇の誕生」(14)
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
西尾幹二 訳
2014.4.25 3版発行(中公クラシックス)
<ワーグナーの言葉>
「音楽とは、肉体を伴わない現象の最奥の
魂である。」
「音楽は現象の模写ではなく、つまり意志の
客観的模写ではなく、直接的の意志そのもの
の模写である。」
「世界は具象化された音楽である。」
「人間生活の個々の形象と音楽との関係は、任意
の一例と普遍的概念との関係にすぎない。」
「音楽は神話を生みだす。」
「「われわれは永遠の生命を信ずる」、悲劇は
こう叫ぶ。そして音楽は、この生命の直接的な
理念にほかならない。」
美によって、個体の苦悩を克服するのがアポロ
的芸術ならば、ディオニソス的芸術は、苦悩
の本体である永遠の「意志」を表現する芸術で
ある。
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
西尾幹二 訳
2014.4.25 3版発行(中公クラシックス)
<ワーグナーの言葉>
「音楽とは、肉体を伴わない現象の最奥の
魂である。」
「音楽は現象の模写ではなく、つまり意志の
客観的模写ではなく、直接的の意志そのもの
の模写である。」
「世界は具象化された音楽である。」
「人間生活の個々の形象と音楽との関係は、任意
の一例と普遍的概念との関係にすぎない。」
「音楽は神話を生みだす。」
「「われわれは永遠の生命を信ずる」、悲劇は
こう叫ぶ。そして音楽は、この生命の直接的な
理念にほかならない。」
美によって、個体の苦悩を克服するのがアポロ
的芸術ならば、ディオニソス的芸術は、苦悩
の本体である永遠の「意志」を表現する芸術で
ある。