2016年04月14日

ソクラテスとイソップの寓話

「悲劇の誕生」(9)
ニーチェ  1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
西尾幹二 訳

2014.4.25 3版発行(中公クラシックス)

<ソクラテスと文学>
ソクラテスの理解した唯一の文学がどんな
種類のものであったか、われわれは知って
いる。それは「イソップの寓話」である。

ソクラテスは文学を、きっとほほえみながら、
いかにも心地よげに、鷹揚な態度で理解した
のだ。

ソクラテスが悲劇芸術を好まないのは、
哲学者相手に「真実を語る」ものではなく、
それは大衆に相手にしたものだったからだ。

悲劇詩人であったプラトンはソクラテスの
教えにより、自らの詩作品を焼き捨てた。

panse280
posted at 18:55

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