2016年03月22日

温故知新

「ドン・キホーテに関する思索」(3)
ホセ・オルテガ・イ・ガセット 1883-1955
Jose Ortega y Gasset

1970.3.1 第2刷発行(現代思潮社)

<読者に>(3)

カントは「人間論」の中で、スペインを
見事に描いている。

1 モードの国、フランス
2 無愛想の国、イギリス
3 先祖の国、スペイン
4 からいばりの国、イタリア
5 肩書きの国、ドイツ
6 君侯の国、ポーランド

スペインは先祖の国、つまり我々現代スペイン
人の自由な天地ではなく、あの世に行ったもの
が、いまだにわれわれを支配し、圧迫している
ということである。これを脱するには温故知新、
つまり過去を生きたまま保つことである。
現代スペインは、腐敗した過去が死んだまま、
われわれの記憶の中に落ちてきているのだ。

panse280
posted at 22:56

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