2016年03月16日

観と見

「五輪書」(14)
宮本武蔵 1584-1645
musashi miyamoto
大倉隆二訳

2012.10.10 第1刷発行(草思社文庫)

<風の巻その3>
--観と見--

相手のどこに目をつけるか。
目を見たり、顔や足や太刀や、流派に
よって様々である。
曲芸などをする者は、いくつもの鞠を
あやつるが鞠を見ていない。
普段から扱い慣れているので、おのずと
見えるのである。

観の目とはマクロ、つまり大局をみる目
であり、見とはミクロ、つまり焦点を特定
の部位にあててみる目であるが、勝負に
は観の目を強くすることが大事である。

木を見て、森を見ないものは、この道理を
よく吟味して鍛錬すべきである。

panse280
posted at 19:19

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