2016年03月12日

角に触る

「五輪書」(10)
宮本武蔵 1584-1645
musashi miyamoto
大倉隆二訳

2012.10.10 第1刷発行(草思社文庫)

<火の巻その2>
・場の次第
すべての戦いは場所をよく見ることが
必要であり、太陽は背にし、敵を追い回す
ときには、自分の左の方に追い、その他
もろもろの状況を判断することが肝要。

・心を放って、戦いの終始一貫、敵を押し
つぶすつもりで、徹底して強い意志を持っ
て勝つこと。

・相手の景気を知る
敵の心理状態を知る。
自分の智力が強ければ必ず相手の景気が
見えるものである。

・角に触る
相手が強いときには、真っ直ぐ押し込み難い
ものである。角に攻めて、崩れる時を待って
打つことである。

panse280
posted at 06:57

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